
アスリートインタビューvol8.【プロサッカー選手】清水圭介選手!
【清水圭介 プロフィール】
滝川二高時代に第84回全国高等学校サッカー選手権大会に出場し、大会優秀選手に選ばれる。
2007年に大分トリニータに加入。3年目の2009年、JFL所属のニューウェーブ北九州へ期限付き移籍。
シーズン終了後、移籍期間満了に伴い大分に復帰した。2010年第13節コンサドーレ札幌戦でJリーグ初出場。第30節の首位・柏レイソル戦で相手の得点をゼロに抑え、チームの勝利に貢献しレギュラーとなる。2011年自己最多の32試合、2012年は更に出場機会を伸ばし40試合に出場。2014年、アビスパ福岡へ1年間の期限付きで移籍。2015年、京都サンガF.C.へ完全移籍。
2020年には第35節の徳島戦出場でJリーグ通算200試合出場を達成した。
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大川ひ:よろしくお願いします!
清水:よろしくお願いします!
大川ひ:それではまず自己紹介をお願いいたします。
清水:京都サンガ所属、ゴールキーパーの清水圭介です。
大川ひ:おいくつですか?
清水:今年33歳になります。
大川ひ:今も現役で京都サンガでサッカーをされているということですが、サッカーを始めたきっかけは??
清水:兄が8個上にいるんですが、その兄の影響で幼稚園からサッカーを始めました。兄もゴールキーパーだったのでその影響で僕もキーパーをやってって感じです。
大川ひ:お兄さんの背中を追いかけたわけですね!
清水:そういうことになりますね(笑)
大川ひ:出身校は?
清水:高校は滝川第二高校です。出身は加古川です。で、高校を卒業してからすぐにプロにいきました。大分トリニータっていうチームです。
大川ひ:おお~滝川第二って私くらいのスポーツにそこまで詳しくない人間でも聞いたことがある高校なんですが、サッカーではけっこう有名校?ですよね??
清水:一応そうですね(笑)強豪校ではあると思います。一つ上には岡崎慎司選手だったり、結構有名選手も輩出してる高校で、僕のいた時代とかは5人プロに行ったりしてました。
大川ひ:そうなんですね(無知ですみません泣)
清水:いえいえ!(笑)今でこそ色んなチームが出てきましたが、僕らの時代は、兵庫とか関西とかの高校サッカー行きたい人はほぼ滝二に行くんです。全国からも猛者が集まるんです。
大川ひ:名門ですね!
清水:そんな中でも僕一人だけロン毛でしたけど(笑)
大川ひ:え!?(笑)そもそもサッカーって髪型とか厳しくされるんですか?
清水:ロン毛ダメでしたね。怒られます。(笑)
大川ひ:その中でロン毛を貫くってすごいですね!(笑)
清水:滝二は高校1年生の時の新人戦で優勝しないと坊主っていう決まりがあったんですよ。でも僕は当時からAチームで3年生の方のチームに入ってたんで、僕だけ坊主しませんでした(笑)
大川ひ:サッカーが上手で坊主を逃れたわけですね!
清水:良く言っていただいてありがとうございます!(笑)
大川ひ:強豪校で、しかもゴールキーパーってポジション的に一人だから、そこにレギュラーとして選ばれるっていうこともけっこう凄い事ですよね!
サッカーって現役終わってから引退後の先は、指導者を選ぶ方が多いんでしょうか?
清水:基本はそのかたちが多いですね。
大川ひ:それ以外のサッカー選手のセカンドキャリアってないんですか?
清水:ほぼ大半は全くサッカーとは関係のないところに就職したりですね。あとは一部は指導者の道に進んだり、ごく一部は自分で企業したりって感じです。
大川ひ:なるほど。
清水:でもやっぱり指導者やコーチなんかでも、選手だったときはサッカーだけしていればっていう部分はあるんですけど、指導者になると拘束時間が長かったりコーチして、練習が終わったら事務作業をしたり、土日は試合に連れて行ってだったり、、、結構大変だと思います。
大川ひ:サッカー選手の引退っていうのは大体何歳くらい??
清水:それこそ早ければ20歳とかで、高卒で2年とかで引退ってこともあります。
大川ひ:それは活躍できなかったっていう意味で?
清水:そうですね。活躍できなかったり、結果残せなかったりっていうのもあります。
キーパーは結果を残せたらけっこう長いかもしれません。経験がモノを言う部分が大きいので、経験を重ねれば重ねるほど、、、、っていう感じです。40歳くらいとかで現役続けてる方もいますし。ただ、キーパーの場合は年齢を重ねると視力が落ちて続けられないっていうのはありますね!
大川ひ:確かに!フィジカル的な問題よりも年齢においての鈍りはかなり厳しいですよね。ってなると目のトレーニングとかも大事になってきますよね!
清水:そうですね!最近は自分なりに毎日目のトレーニングやってます。ビジョントレーニングとかで目の筋力を鍛えたりとかしています。
大川ひ:つかわないとおとろえるってことですね!
清水:そういうことです!
大川ひ:ちなみにNewSPO.所属のサッカー選手のみなさまとは繋がりはあってりするのでしょうか?
清水:それがまったくないんです。僕けっこう狭い世界で生きてきたJリーガーだと思います(笑)
大川ひ:それはどういう意味で?(笑)
清水:すごい交友関係広いJリーガーとかは、それこそ全チームに知り合いがいたりとか、どこ行ってもこの人の名前が出てくるみたいな人がいるんですけど、僕はどこ行っても名前が出てこないタイプのJリーガーだと思います(笑)
大川ひ:それは交友を深めるタイプではなかった的な?(笑)
清水:僕お酒も飲まないので、あまりそういう交友の場に行ってなくて(笑)
でも今になってその大切さに気が付いてこれから少しずつでも頑張っていこうと思っています!(笑)
大川ひ:重要性に気づいたわけですね!
清水:はい。なので、これからNewSPO.さんのお力も借りながら、今までやってこなかったことをチャレンジしていきたいなと思っています。
大川ひ:是非お手伝いさせて下さい!NewSPO.にはほんとに色んな競技のアスリートがいますので、交友関係の幅もぐっと広がったり、そこで色んな良い化学反応が起きたりしたりっていうのも学びになったりするかと思うので、今からとっても楽しみですね!
清水:はい!
大川ひ:これからNewSPO.familyとしてよろしくお願いいたします!
清水:よろしくお願いいたします!
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プロサッカー選手の清水選手にお話しをお伺いいたしました。
プロの世界は実力社会で、プロとはいえどなかなかの厳しい現実があったり
セカンドキャリアにおいての部分でも大変なところが多いのだなぁと感じました。
現役のうちからいかに次に向けての意識を持ちながら競技をするかで
その後の人生も変わってくるんだなと清水選手とお話させていただいて感じました。
清水選手、お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました!
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