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アスリートインタビューvol6.【武術太極拳】貴田菜ノ花選手&別當響選手!


【貴田 菜ノ花プロフィール】
小学校低学年で武術太極拳を始める。小学6年で日本代表に選抜されアジアジュニア武術選手権大会に初出場。
「文武両道」をモットーに勉強と練習に取り組み、神戸市外大に進学後シニア選手に転向。
「子どもの頃に憧れた武術太極拳のカッコ良さを、たくさんの人に知ってもらいたい」その思いは人一倍強く、神戸市外大で多様な価値観に触れながら視野を広げ、認知拡大の方法を模索中。


【別當 響プロフィール】
5歳の頃から武術太極拳を始める。2013年には国際大会に日本代表として出場し、2種目で1位を獲得。
しかし、3種目目の演舞中に前十字靭帯を断裂。怪我を乗り越え、2014年の全日本競技会で復帰し、2016年からはシニアの日本代表に選出され選手を続けていたが、アジア競技会の直前に半月板と内側側副靱帯を損傷。
控えていたワールドカップを棄権、半年間の武術練習禁止を宣告されたが、リハビリを乗り越え挑んだ全日本大会・徒手種目で優勝を掴む。
一方大学では幼児教育を学び、幼稚園教諭・保育士・小学校教諭の資格を取得。
現在は保育士・フリーベビーシッターとして働きながら、武術太極拳の魅力をさらに広めるため競技者としても活躍中。

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みなさま!こんにちは!
インタビュアーの大川ひです!

今回は武術太極拳選手の貴田選手と別當選手がインタビューにお答えくださいました!
「武術太極拳」といわれると「なんだ??」と思うかもしれませんが、実は意外と私たちの身近にあるんですよ!

そう!カンフー!
現在人気のアニメ「呪術廻戦」なんかもカンフーの型で戦っていたりします♪

そんなカンフーを競技化した武術太極拳アスリートのお二人に迫ります!
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大川ひ:それではおひとりずつ、自己紹介をお願いいたします!

貴田:武術太極拳選手の貴田菜ノ花です。21歳です!

別當:武術太極拳選手の別當響です。26歳です!

大川ひ:よろしくお願いします!

貴田・別當:よろしくお願いします!

大川ひ:お二人が武術太極拳と出会ったきっかけを教えてください!

貴田:私は父と母がカンフー映画が大好きで、その影響で私も一緒にその映画を見ていた中で何か習い事がないか探していた両親に祖母がたまたま新聞に載っていたカンフー教室を見つけて「やってみる?」って言われたのがきっかけで両親に連れられてやってみたら楽しい!ってなった感じです。

大川ひ:始めたのは何歳くらい?

貴田:小学校3年生くらいだったかと思います。

大川ひ:へぇ~!響くんの出会って始めたきっかけは?

別當:僕は母の知り合いの同級生は日本代表の教室をされてる方で、その方の紹介で教室に行き始めました。僕が小さい頃から仮面ライダーやウルトラマンなどの特撮ヒーローものが大好きで、ポーズを真似していたりして、それが上手だったみたいで(笑)

始めたときにその型をとる動作を褒められて、テンションが上がって始めました。

大川ひ:男の子あるあるですね!よくみんなヒーローの戦いごっこやポーズをして遊んでいますもんね!そのポージングが響くんは上手だったわけですね。

別當:そうですね(笑)

大川ひ:おふたりとも、小学校低学年~競技を始めて今現在まで続けていらっしゃいますが、なぜここまで続けられたのでしょう?

貴田:続けられる理由は一番は楽しい!っていうのがあるんですけど、ジュニア選手の時は毎年大会があって、選ばれたら国際大会があってっていう流れだったので、目の前のことに必死で「出るぞ!やるぞ!」っていうやる気で毎年やってた感じです。

大川ひ:大会に向かっていくモチベーションが続けられる理由になってたわけですね!

貴田:そうですね。

大川ひ:響くんは?

別當:僕は体力が有り余ってたんで(笑)
何かに発散したいっていうのがあったんですけど、小さい頃は入りは褒められて始めたんですけど、やっていくにつれて身体は硬いし、小学生の頃は太っていたのもあって選手としてというよりは習い事を嫌々やらされてる感じで小学校6年生までいきました。

そこから自身がなくて嫌いやったものが、段々評価されるようになって大会で成績が出るようになっていってクラスも選手コースに上がっていって、自分はこの世界でもしかしたらトップになれるんじゃないかっていうのが見えてきたのと、部活動とかではサッカーとか野球っていうのがある中で、僕がやってるこれって僕しかやっていないから「みんなできないけど自分だけはできる」っていう自信もついてきて、それを大会で見てもらって評価されて、競技の中で1位になるっていうこの高揚感がやみつきになって、毎年大会で成績を出すことをやり続けようって思ってやっていたら今に至るっていう感じです(笑)

大川ひ:なるほどですね~!何をもってマイナースポーツなのか、という話にはなりますが、武術太極拳って野球やサッカーと比べて認知度が低い競技になるとは思うんですが、
やっている中で大変だったことやしんどかったことなどはありますか?

貴田:今はもう慣れたんですけど、中学生の時とかでまだSNSが浸透していないときとかは「何やってるかわからない」ってよく言われました。でも私は大会とかに出て全国大会出ました、優勝しました、アジア大会出ましたっていう成績を、お休みしているから学校の先生に伝えないといけないってなったときに「先生は表彰式を全校生徒の前でしようか」って言って下さってすごい嬉しかったんですけど、その後に何してるかもわからないし、競技人口も少ないのにそんなんで1位になるとかなんいなるん?」って言われたときは辛かったですね。認知されていないうえに認めてもらえない。自分自身も競技自体も否定されたような気持ちになりました。

別當:それは僕も同じですね。似たような経験してると思います。たぶん武術やってる誰もが同じような経験をしているんじゃないかなと思います。
「どうせひやかしでやってるんやろ?」っていうのを言われる率が高かったですし「あちょ~!」みたいな少し馬鹿にされた返しをされたり。

大川ひ:そうかぁ~

貴田:今でこそ検索すれば私の名前がひっかかって、色んな人の動画が出てくるからどんなことをしているのかとかわかってもらえますけど。。

大川ひ:年齢的な部分もあるのかもしれないですね。今くらいの20代とかになってくると少しモノの見方がかわってくるというか、たとえばそういう競技をしている人に出会っても「え、めっちゃかっこいいやん!」とか「凄いやん!」とか興味を持つ人が多かったりするんやろうけど、小学生・中学生とかってなるとちょっと「えぇ~なにそれ」みたいな反応になったりするのかなぁと思ったり。

貴田:それはあるかもしれないですね。

大川ひ:逆に嬉しかったこととかは?

貴田:中学生の時はさっきも行ったみたいに応援してくれる人が周りに全然いなかったんですけど、高校に入った途端周りの目がかわっというか。なんで変わったのかはちょっとわからないんですが(笑)
まぁ成績もともなってきて、すごい周りの人にも応援してもらえるようになって「頑張ってね!応援してるよ!」とか言われるようになったことが嬉しかったですね。
あとは、今ですかね。色んな活動をしていく中で競技を知ってもらえるキッカケが出来て、色んな人との繋がりができてより知ってもらいやすくなった気がします。

大川ひ:知ってもらって色んなリアクションがあるからこそ次に繋げようってなりますよね。

貴田:そうですね。

別當:僕はけっこう日本代表っていうのを目標にしてて、成績も出るんですけど小学校6年生の時からくらべると近畿大会では1位がとれるとか成績は上がっていったんですけど貴田みたいに小学校の時から毎回国際大会を狙うっていう選手ではなくて、1回でも出たいなっていう気持ちで続けていて、高校生になってもトップ選手との争いで「もうちょっとで勝てる!」っていうときも結局負けて代表にはならないっていう高校生活で、あと一歩っていうところでシニア選手にいかずジュニア選手でギリギリまで続けて一番最後の年で出れたんです。金メダル2個とれて。

今でこそ代表に近い人生なんですけど、そうじゃない人生がけっこう長かったんで、単純に日本でトップなんやってい自分自身で自覚した時が本当に嬉しかったです。

そこからまた目標が海外でメダルをとりたいっていう風に変わったんですけど、そこからはさっきのつらいことでいうとけっこう孤独だったというか、トップになってから今度は日本国内でトップを背負って頑張らないといけないってなった時に他の子たちはたとえば学校行きながら夜に練習にくる、でも僕は社会人にもなってるし自分の時間をつくって競技力をあげないとダメなのにそれを同じようにやってる仲間がいなくて一人やなって実感じて、もっとコーチとかに手厚く見てもらえたらいいなとか競技をする環境のことにも悩み始めて、そういうサポートもなにもない環境で一人でやり続けていた数年間が一番つらかったです。

大川ひ:ということはやっぱりお二人とも最近やっと嬉しさを実感できるようになってきたって感じなんですね。
NewSPO.familyに仲間入りということで、何か今後の目標ややっていきたいことなどあったりしますか?

貴田:コロナでどうなるかわからないですけど、あと何年かは現役選手として国際大会がこれからも次々とあるので出場したいっていうのがあって、一旦就職ではなく競技人生で生計を立てていきたいっていうのがひとつの目標です。

そのあと、私と同じような道を歩む人たちに「競技人生だけではない道」というものも自分の背中で示していきたいなって思っています。

大川ひ:自分がロールモデルになって体現できたらいいなっていうところが一番の目標であり夢なんですね。

貴田:そうですね。

別當:僕はこういう環境になって色んな方々とお話する中で「引退後のことを考えないといけない」っていうプレッシャーがかかってくるというか。でもやっぱり自分の中の1番の目標や夢はメダルでなんです。貴田のように自分がロールモデルになってっていう想いもありますが、やっぱり自分の中での最優先はセカンドキャリアじゃなくてファーストキャリアの今っていう気持ちが大きいです。
コロナのこの状況になって改めてその気持ちは強くなったと思います。

大川ひ:なるほど。確かに選手にとって今この瞬間の競技人生としてのキャリアはとても重要ですよね。

別當:そうですね。

大川ひ:では、NewSPO.familyに仲間入りということで、今後NewSPO.を通してやっていきたいことなどはありますか??

別當:familyに仲間入りさせていただいて、さっきも言ったみたいに、今までずっと一人で競技をやってきたっていう感覚から、後ろで支えてもらえているという感じというか、困ったときになにか相談できる場所があるっていうのは凄く心強いなぁと。
自分にとってもNewSPO.にとってもプラスになるよう、個人としてもしっかりと立てるようにお返しできるように頑張っていきたいと思っています!

大川ひ:おぉ!嬉しいお言葉ですね!NewSPO.は本当に色んな競技のアスリートがいるので、他競技のアスリートとの情報共有などもすごくメリットがあるので、どんどん活用していただければと思います!

別當:はい!

大川ひ:なのはちゃんはどうですか??

貴田:そうですね、まだ「これをしたい!」みたいな明確なものはないんですが、武術をやってる人たちにこのNewSPO.を知ってもらいたいって気持ちがあります。

大川ひ:おぉ!

貴田:おこがましいかもしれないんですけど、私がいて、こうやって一緒に頑張れるところがあるんだ!っていう、一人で孤独に戦わなくても応援してくれる人たちはいるんだよっていうことを下の子たちに知ってもらいたいなって思います。

大川ひ:ぴえん!嬉しい!アスリートを応援してくれる人たちはいっぱいいますよ!
それこそオンラインサロンとかで武術体験会とかやってみたりとかもいいですよね!

貴田:そうですね。色んな事に挑戦していけたらなって思っています。

大川ひ:是非、お二人の思う挑戦をNewSPO.で力になれればと思いますので、これからNewSPO.familyとしてよろしくお願いいたします!

貴田・別當:よろしくお願いします!
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とっても濃いお話をさせていただきました!
マイナースポーツとは、何をとってマイナースポーツとするのか!と思ったりもしますし、
私個人としては、武術太極拳はカンフー映画やそれこそアニメやマンガでの戦闘シーンの型の体勢なんかによく出て来てるのでマイナーなイメージはないのですが、「競技」となると認知が低かったりと、お二人のお話を色々聞いて現状を知ることができました。

貴田選手、別當選手、お忙しい中インタビューにお答え頂き、ありがとうございました!

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